会社と人間関係

 人間関係が問題になるのは学校だけではありません。大人同士であっても好き嫌いは生じるため、企業内の人間関係は非常に重要な問題です。言うまでもありませんが、人間関係が良くない会社は全てにおいて躓きます。経営者は管理職は専門業務だけでなく、社員間の空気を良くすることにも注意を払わなければなりません。しかし、この考え方には反論も存在しています。社員同士が仲良くなり過ぎると、却って問題が生じるというのです。例えば仕事に私情を持ち込む人が増え、業務の邪魔になるというわけです。この意見には一理あるように思われますが、結論から言えば長くは持たない会社の言い分に過ぎません。事務的な付き合いしか存在しない会社に対して、愛着の沸く社員は存在しません。何らかのメリットがあれば勤続するかもしれませんが、そのメリットを上回るものを他社に見つけた社員はすぐに退職してしまうでしょう。社員の人間としての感情、感性に目もくれない会社など、長居するに足るとは思えません。
 では社員の仲を良くするためには、何か特別な方法があるのでしょうか。残念ながらそのような魔法は存在しません。細かなことから気を付ける以外に道は無いのです。仕事で困っている人を見かけたら助けること、教えてもらったら感謝すること、部下が自分を犠牲にしたら高く評価すること、等々の振る舞いが、何時しか社員間の信頼を醸成します。
 組織としては、飲み会を開いたり、休日のサークル活動を推進したりすることなどが考えられます。休日を共にする同僚が傍にいる会社は居心地が良いはずです。飲み会については最近批判する意見も目立っていますが、無理に誘うことだけ避けるようにすれば、悪い文化だとは思いません。

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